今回は、家の構造そのものを脅かす最も恐ろしい敵「シロアリ」についてお伝えさせていただきます。
「夏前に羽のついたアリをたくさん見た」「なんだか床がフカフカする気がする…」
もし、このような心当たりがあるなら、あなたの家はすでに危険な状態かもしれません。
シロアリの生態は、私たちの常識を覆すほど衝撃的なものです。
シロアリ被害に気づく時は「被害は広がっている?」
プロがまず強調したのは、「一般の方がシロアリの被害に気づくタイミングは、被害が深刻になっている場合がよく見られる」という厳しい現実です。
- 羽アリの発生: 5月~6月頃に発生するシロアリの羽アリは、巣が飽和状態になり、新たな巣を作るために飛び立つサイン。つまり、すでに巣が成熟しきっている証拠です。
- 床がブカブカする・柱がスカスカになる: このような症状が出た時には、家の土台や柱はすでに深刻な食害を受けており、建物の耐久性が著しく低下している場合が多いものです。
シロアリは非常に静かに、そして確実に家を蝕んでいくため、被害の発見が極端に遅れがちなのです。
家の中にはいない?シロアリの巣の意外な場所
多くの方が「シロアリは木の中に巣を作る」と思いがちですが、これは大きな誤解です。
シロアリの巣は、基本的に土の中にあります。
そこから「蟻道(ぎどう)」と呼ばれる土でできたトンネルを家の基礎や束石に沿って作り、木材(エサ)を求めて家の中に侵入してくるのです。
巣の行動範囲はサッカーグラウンドほどの広さにまで及ぶこともあり、冬眠もせずに365日活動し続けます。
家の構造別に見るシロアリ駆除の方法
シロアリの駆除方法は、主に2つあります。
1. 床下薬剤散布
床下点検口から作業員が潜り込み、床下の木材全体に防蟻・防腐効果のある薬剤を散布する方法です。
効果は約5年間持続します。
2. ベイト工法
床下がない建物や、巣ごと根絶したい場合に用いられます。家の周りに「ベイト剤」という特殊な毒エサを仕掛け、これを食べた働きアリが巣に持ち帰ることで、女王アリを含めた巣全体を駆除する、非常に効果の高い方法です。
最も重要なのは「予防」!5年に一度の“お家の保険”
シロアリ対策で最も重要なのは、被害が出てから駆除するのではなく、被害が出る前に「予防」することです。
木造住宅の場合、5年に一度は予防的な消毒を行うことが、家を長持ちさせるための常識とされています。
これは、万が一に備える「火災保険」と同じ考え方です。
「うちはコンクリート基礎だから大丈夫」と安心している方もいますが、シロアリはコンクリートの僅かなひび割れにも蟻道を作り、侵入してきます。
被害が拡大してからでは、駆除費用に加えて高額な修繕費用がかかってしまうため、定期的な予防こそが最もコストを抑える方法なのです。
まとめ:シロアリのサインを見逃さず、早めの対策を
- シロアリ被害は、気づいた時には深刻な被害になってことが多い。
- 羽アリは危険信号。
- 巣は土の中にあり、「蟻道」を通って侵入する。
- 被害が出てからでは遅い!木造住宅は5年に一度の予防消毒が鉄則。
床下の湿気やカビもシロアリを呼び寄せる原因となります。シールドワークでは、シロアリ駆除・予防はもちろん、床下の湿気対策なども行っています。
大切なマイホームを守るため、少しでも不安を感じたら、まずは専門家による無料点検を依頼してみてはいかがでしょうか。知らない間の被害を防ぐためにも早め早めの対策をおすすめします。
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